国民栄誉賞とか

昨日の指し初め式、これも将棋ブームの影響なのか?なんとなく例年以上に盛況で、皆さんの表情もいつも以上に明るかったような気がしました。
僕も最後のほうに一手パチリ。中盤の局面で、▲5六銀と味良く歩を払う手でした。
良い一年になりそうな気がします。

祈願祭の最中には、緊急地震速報が来てびっくり。
ちょっとしたハプニングでしたが、結果的には何事もなくて良かったです。
その後深夜の地震にも再度びっくりしましたね。

 

お昼頃からの宴席では、たくさんいらっしゃったはずの記者の方々の姿が少なくなっていて、どうしたのかなと思ったら国民栄誉賞が正式決定というビッグニュースが入っていたのでした。
夕方羽生竜王の会見もありましたが、それまでにも先を争うように記事をたくさん書いていただいたようですね。

それほど長年知っているわけではないですが、おそらく昨年ほど将棋担当の記者の方々が東奔西走された年は、これまでになかったのではないかと思います。
今年も引き続き、大変な年になると思います。お世話になります。
昨年以上に、良いニュースであふれかえる年にしたいですね。

羽生先生本人のコメントや他の棋士からの祝賀コメント、会見の内容等は、連盟HPにも出ています。
羽生善治竜王、国民栄誉賞の受賞が決定
羽生善治竜王「結果が出ない時も挑戦の気持ちを持ち続けてきた」国民栄誉賞を受賞して思うこと

本当におめでとうございます。

 

さて今日から公式戦の対局がスタート。
開幕は竜王戦のプロアマ戦と、王位戦の大橋四段ー藤井四段戦。
このカードは同期でのプロ入りから、1年ちょっとで早くも4局目ですか。
関西所属同士で比較的当たりやすいとは言え、2人がいかによく勝っているかの証明ですね。

年末年始は公式戦の対局こそなかったですが、棋譜中継は毎日行われていました。
藤井四段の連勝中の勝局から「初心者向け解説」が2局。
それと、上州将棋まつり(4日)の戸辺七段ー三枚堂六段戦が、四間飛車vs棒銀のクラシックな将棋で目を引きました。
こういうのは非公式戦ならではでもあり、良いですね。

戸辺七段の終局後のコメント「四間飛車を指すのは初めてかもしれません」には新年早々軽い衝撃を。
もっとも振り穴とか角交換四間飛車は得意なイメージなので、四間飛車で美濃囲いvs棒銀が初めてという意味なんだと思いますが。
僕も年末に急戦の将棋を久々に指して、得るところ多かったですし、本当はもっと指されてほしい戦型ですね。
本局も懐かしいだけでなく、多くの方々に参考になりそうな好局でした。

自分の初対局は週明け初日の火曜日です。(順位戦)
良い将棋をお見せできるように、そろそろ準備していきたいと思います。

指し初め式

今日、1月5日はこれから恒例の指し初め式。

東京の場合、まず鳩森神社で新年の祈りを捧げ(将棋祈願祭)、その後特別対局室に移動して一人一手ずつ。
決着はつけず、指した人から順に宴会へ。
という流れで、ずっと続いている年中行事です。

僕もこれだけは新四段のときから欠かさず出席していると思います。
機会があったら一度は関西でも出席してみたいものですね。

今年は某プロからのお誘いあって、そのあと午後は振り初め(バックギャモン)の予定。
将棋もギャモンも、昨年から勉強を再開したという点では同じなので、今年はより本格的に取り組んで、何らかの結果がほしいですね。

 

昨日から始動、とは書いたものの夜早めに寝て朝ちゃんと起きる、という感じにはまだならなかったですね。
世間の人も今日の出社はちょっと(だいぶ?)憂鬱で、3連休を経てから本格的に日常が始まる。という感じなのではと、勝手に想像しています。

ということで、やや寝坊してしまいちょっと慌ただしい朝です。
これから千駄ヶ谷に向かいます。

始動

世間は今日か明日からお仕事の方が多いのでしょうか。
僕もそろそろお正月気分から抜け出して、日常に戻っていこうと思っています。

将棋界では明日、1月5日が毎年恒例の指し初め式なのですがその前に、昨日後輩と練習将棋を指してきました。
若手棋士の頃はだいたい3日ぐらいに仲間で集まって軽く2~3局、その後新年会というのがちょっとした恒例行事だったのですが、ここ数年はやってなかったので懐かしい気持ちになりました。

ただ、内容はちょっと良くなかったです。
正月ボケではなく、ただの実力でしょうけど。
指した将棋を必ずしっかり反省して、次に活かせる一年にしたいものです。

あと昨日は実戦を指す前にも、とある簡単な詰将棋にドハマりして大変でした。
正月早々、先が思いやられる立ち上がりですが、これから頑張っていきたいです。

 

今日は上州将棋まつりですね。
こちらは高崎のヤマダ電機で行われる新春の恒例行事です。
行かれる方はどうか楽しんできてください。

公式戦のリアルタイム中継はあさってからです。
そろそろ年末年始の復習をしておきましょう。

年賀状は、3が日までにいただいた方にはなるべくお返ししていると思いますが、万一の見落としがありましたら申し訳ありません。
連盟宛にいただいたものはおそらく明日、難しい場合も週明けには目を通させていただきます。

何はともあれ、今年もよろしくお願い致します。
健康第一で、良い2018年にしましょう。

実戦詰将棋とか

お正月にネットを見ていると、年賀詰とか、詰将棋に出会うことが多いです。
ほど良く詰むと良いのですが、意外に苦戦することもあったり。
出会った詰将棋を、他の記事とかを読みつつ頭の片隅で考えるのは、勉強というよりはちょっとした習慣ですね。

ということで(?)今日は僕も1問出してみます。
と言っても先日の対局そのままなんですが。
わりときれいに詰みますので、良かったら考えてみてください。
答えは数日後に書きます。

ちなみに詰まさなくても勝ちなので、アマチュア大会であればここは▲5三とが断然オススメです。
プロの実戦だとやっぱりきれいに決めたほうが良いので、慎重に読んで無事詰ましました。

 

昨年大フィーバーを巻き起こした藤井四段、今年も新春から大活躍のようで。
読売新聞では羽生竜王、朝日新聞では経済学者の安田さん、スポニチではタモリさんとそれぞれ対談。
他にも共同のインタビュー動画など、どれも興味深く観ました。
興味のある方は買ってor探してみてください。

年末年始のテレビ番組は、僕自身は実は将棋関係のはあまり観てないんですが、代わりにごく普通の番組で、ふと見たら将棋が取り上げられてたり。という場面にはすでに何度か遭遇しました。
こういうときのほうが、よりブームを実感しますね。

今年も数多くメディアに取り上げられると思うので、将棋界がますます明るくなりますように。
あと昨日・一昨日も書きましたが自分自身も盤上でも盤外でも注目してもらえるように、頑張っていきたいです。

30代後半の目標

昨日に続いて、新年の計なんですがすこし長いスパンでの話です。

30代も後半に入り、当然ながら後輩は増える一方で、年齢的なことを意識することも増えてきました。
もちろんこの先の人生下降線、という気はさらさらなくて、これからもどう成長していくかが大切です。
若い頃とはまた違った形の成長曲線を意識して、そこに向かって努力していくつもりです。

僕は目標というものはできるだけシンプルで、いつも意識していやすく、でも決して簡単すぎないことが良いと思っています。
30代としての残る数年間をどう生きていくべきか、昨年の春以降ずっと考えていました。
そして昨年末に、今年だけではなく数年の単位での目標を立てました。

将棋盤の前では、菅井王位のように、真摯な気持ちと、新しいものを生み出す意欲を。
メディア出演などの公の場では、中村王座のように、気遣いと品格のある振る舞いを。
家に帰れば、佐藤名人のように、マイペースでゆとりある暮らしを。

それぞれ心がけて、充実した人生にできればと思います。
現タイトルホルダーの3人以外にも、将棋界にはお手本となる後輩がたくさんいるので、彼らから良いところを吸収して、自分の成長につなげていきたいです。

 

振り返ってみて、31歳で理事に立候補したときは、30代は連盟と将棋界のために一生懸命働いて、40代に入る頃に改めて自分の人生を見つめ直そうと思っていました。

それが思わぬ形で、予定より数年早くその時期が来てしまい、いろいろと大変なこともあって、昨年は思いがけない人生のサバティカルでした。
悩んでいるばかりで、行動することのない一年でしたが、そんな時期もときには必要だと、後から思えるようにしたいものです。
今年はしっかりとした指針を持って、今後どういう棋士人生を送るのかを改めて考えながら、行動も伴った一年にしたいと思います。

今年もきっと将棋ブームは続くことでしょう。
皆様もどうか充実した将棋ライフを。