出演情報など

こないだの最後に書いた話題ですが、森内チャンネルに、ゲストでお招きいただきました。
昨日が初回の配信で、この後2回ほど、続く予定と聞いています。お楽しみに。
いま見たところもうちょっとで再生数が1万に達するようで、とりあえずホッとしています。
あまり少ないと申し訳ないですし、多いと怖いので(?)。

何か追加でお聞きになりたいことがありましたら、ブログコメントか、あるいは質問箱でもお答えしますのでいつでもお寄せください。

それと地元紙・中国新聞セレクトの「高校人国記」というコーナーで取材を受け、先日掲載されたようです。
(5月7日金曜)
聞けばけっこう長く続いている連載のようで、いままで修道がまだだったのは不思議なくらいかもしれません(?)
こちら自分の他にも修道の先輩方が何人か取り上げられていて、興味深く読みました。
中でもモーリーさんは中高大すべてで先輩で、しかもどれも卒業していないというかなり変わった経歴の持ち主で、以前タイムショックで対戦して以来、陰ながら応援しています。
中高の話は大学に比べると聞かれることが少ないので、ちょっと新鮮な感じもしました。
修道はもうすぐ創立300年を迎えますが、これからも建学の精神を大切に、優秀な人材をたくさん輩出してほしいと願っています。

24指導、次回は月末に予定しています。
良かったら、お越しください。

将棋世界など

今夜は銀河戦の放映日です。
(Cブロック、斎藤四段戦、囲碁将棋ch20時~)
良かったら、ご覧ください。

さて表題、将棋世界の今月号で、大好評企画の「師弟」に森師匠と山崎八段が取り上げられています。
自分にもとても近いところでの話だけに、幼少期のいろんなことを思い出しながら読みました。
ネット上では絶賛の声が多数上がっているのを目にしました。
後編も楽しみですね。

また5月といえば将棋大賞各賞と、熱局プレイバックの季節です。
質問箱に「ベスト3を教えてください」というリクエストが来たので、簡単に。

実は選んだうちの2局は、誌面にコメントを取り上げていただいています。
(叡王戦第4局=6位、棋聖戦挑決=10位)
わりと例年、コメントを取り上げていただけることが多いので、けっこう考えて出しています。

もう1局は朝日杯の決勝にしました。あまり前例のない出だしから、普通だと先手がすぐバランスを崩してしまいそうな感じのところを互角で乗り切って、終盤戦は互いの玉が接近する超難解でスリリングな展開になり、本譜手順だけでなく隠れた変化の中にもすごい妙手があったりして、とても力のこもった面白い将棋だったと思います。
加えて決勝戦の舞台だったので、この将棋がベスト10+αにも入らなかったのはけっこうびっくりしました。

あと▲4一銀の将棋は、たしかにすごい手だし、すごい将棋なのですが、他にもすごい熱戦がたくさんあったのと、比較的短手数の決着だったので、1位に選ばれたのはすこし驚きました。
個人的には、「名局」と「熱局」はすこし違った捉え方をしているというのもあります。
ただまさに今月号の中に
>(将棋大賞の名局賞と)投票者こそ違えど本企画と同じ趣旨だ
という記述もあるぐらいなので、同じように考えても良いのかもしれません。

その竜王戦の将棋、ちょうど同じ号の谷合君の講座に詳細な解説が載っています。
よくぞここまで調べ上げたというのと、調べたとしてもそれを体系立てて説明するのは容易なことではないので、深く感心しながら読ませてもらいました。
▲4一銀は、たしかにすごい手でした。それがすこしでも伝われば良いなと僕も思います。

最後にまったく将棋と関係のない話題ですが、近日中にとある有名チャンネルに出演します。
また配信されたらお知らせしたいと思います。

5/7 豊島竜王戦

後手番でダイレクト向飛車。
▲6五角を見送って淡々と組み、端から逆襲される展開。
65手目▲9三角成~▲8九香が痛烈で、その後はジリジリと悪くなり、完敗でした。
中盤は角銀交換でもけっこう良い勝負のようにも思ったのですが、実際はずっと苦しかったようで、やっぱり相手にスキがなさすぎました。

初めてのリーグ戦が始まる前、表を見て正直なところ、全敗でもおかしくないメンバーだなとは思いました。
とはいえ、本当にひとつも勝てないとも思っていなかったので、実際にこういう結果になってしまい、残念ですし責任を果たせず申し訳なく思っています。
今年に入ってからはこのリーグ戦の結果を加味せずともかなり負けが込んでおり、過去に経験のない状況になったことで、フォームを崩してしまった面もあるかもしれません。

現時点で今期の敗戦数は全棋士中トップ、もしかしたら今年のもトップかもしれず、まあ、それはそれで勲章です。
たくさん負けてしまいましたが、それでも、リーグ戦にはまた戻ってきたいです。
次の機会を作れるように、心機一転、前向きな気持ちで頑張ります。

次の対局は順位戦です。
今期は開幕が早いので、それまで少しでも調整をして臨みたいと思います。

明日対局

明日は王位リーグ最終日一斉対局、自分は豊島竜王との対戦。
モバイル中継もあります。
(追記:PCのほうでもブログの更新があるようです)

対戦相手はもとより、周りにもトップ棋士や勢いのある若手が大勢いる一日で、過去にあまり経験がないのでどんな空気感なのか分かりません。
リーグ戦を指せることに感謝して、環境を楽しみつつ、自分なりにベストを尽くせるよう頑張ります。